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News- 高知のニュース

《日常の全てがクリエーション》安藤桃子監督が高校で講演《経験の大切さ》語る 映画の製作秘話も

映画監督の安藤桃子さんが高知市の高校で8日、講演を行い、映画製作の秘話やさまざまな経験をすることの大切さを語りました。

安藤桃子さん:「こんにちはー」

高知市の高知北高校の生徒たちに拍手で迎えられたのは高知市在住の映画監督・安藤桃子さんです。この講演会は著名人から経験談や考え方を聞き、生徒たちの将来にいかしてもらおうと高知北高校が初めて開いたもので、生徒や地域の住民およそ200人が集まりました。

映画「勝手に流れた星だから」

講演会では安藤さんの最新作『勝手に流れた星だから』を上映しました。映画の撮影期間はわずか3日間。安藤さんはラストシーンで霧のかかったダムをどうしても撮りたかったそうで…

安藤桃子さん:
「この日のこの時間にこのタイミングでこの景色を起こしたいっていうことだったんだけど、起きたんですよ。撮っててラストシーンをその時間になってきたらよ、妙に雨がざーって降り始めたりして。それでもう本当にこのシーンをカットを撮る瞬間だけいきなり霧がぼーっと出てきて。天地が逆転したようなすごい風景が繰り広がって」

また安藤さんは生徒たちに経験することの大切さを語りました。

安藤桃子さん:
「色んなものを見たり聞いたりめっちゃ好きな音楽とか。それを聞きながら踊りたかったら踊ればいいし、歌いたかったら歌えばいいし、走りたかったら走ればいいし。自分がどう感じているかっていうことを意識できる経験っていうのをたくさんするっていうのはめちゃくちゃ大事だなって思っています」

安藤さんは、監督になろうと思ったきっかけや県内の好きなロケ地など生徒からの質問にも丁寧に答えていました。

安藤桃子さん:
「誰もが生きている限り日常の全てがクリエーション。楽しいワクワクしたこれからの未来を一緒に描いていけたらいいなと思います」

高知北高校は今後も定期的に、著名人を招いた講演会を開いていきたいとしています。

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