画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

《牧野富太郎博士》激動の人生を3万2千株の春の草花で表現 牧野植物園で3月23日から【高知】

高知市にある県立牧野植物園の『こんこん山広場』で3月23日から始まる恒例のフラワーショー。4回目となる今回は「まきの花図鑑」と題し、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士が78歳で『牧野日本植物図鑑』を完成させるまでの激動の人生を約3万2千株150種の草花で表現しています。

花畑は2つのエリアに分かれています。

幼少期に母親を亡くし植物に傾倒していった「孤独」や青春時代に駆け巡った「土佐の自然」をセントーレアなど寒色系の花で。

妻・寿衛さんと歩みだした研究人生の「ぬくもり」や「情熱」をルピナスなど暖色系の花で表す一方、所々に真っ黒な花「ブラックマジック」などを植え人生の苦難を表しています。

このほか牧野博士の終の棲家となった自宅の庭を再現した一角や、縦2.7メートル横4メートルもの巨大な「花図鑑」は存在感バツグン!今しか見ることのできない圧巻の花景色が広がっています。

高知市から訪れた人
「きれいで美しくて楽しいですよ」
東京から訪れた人
「やっぱりお花見てると幸せになるわね」

牧野植物園栽培技術課 上杉翔 技師
「『牧野博士ってこういう人だったんだな』とか『こういう人生歩んでこられたんだな』というのを感じていただけたらと思っております」

「まきの花図鑑」は、高知市の牧野植物園で3月23日から5月19日まで開かれます。

最近のニュース