5分で描く幻想世界《スプレーアート》車の塗装など学ぶ学生に実演【高知】
2024年3月7日(木) PM7時10分
缶のスプレーを使って絵を描くスプレーアーティストとして香川県で活動する井口大助さんが3月7日、高知市の高知高等技術学校を訪れました。
“スプレーつながり”で車の塗装などを行うオートボディ科で講演。17歳から56歳までの訓練生15人を前に作品づくりを披露しました。
新聞紙などの道具も使い、宇宙に浮かぶ惑星と2つのピラミッドを描いた作品を5分ほどで仕上げました。柄は新聞紙を使って描いています。
井口さんは11年前まで料理人として働いていました。たまたま出合ったスプレーアートを独学で習得し、今では小中学校での講演や体験教室を行ったり、壁画を描く仕事をしています。
訓練生も描いてみました。
1年生:
色がちゃんと乗らん感じがして難しい。想像したのと全然違いました。
1年生:
黒も使ったり、青を濃いめに入れたり。色を考えたり丁寧に塗ったり、(車の塗装などの)実習に流用できるなと。
スプレーアーティスト・井口大助さん:
短時間でここまで幻想的な作品を描くものは無いと思うので。またこれから違う作品を描きたいなと思ってくれたらうれしい。
訓練生の作品は学校の玄関に飾る予定です。
井口さんへの講演や作品制作の依頼はインスタグラムのダイレクトメッセージで受けているということです。