春のブリは「めちゃくちゃおいしい」大漁続きで初の《春ぶり宣言》【高知・室戸市】
2024年3月7日(木) PM7時00分
高知県の室戸沖合の定置網で3月から5月にかけて多く取れる重さ7キロ以上のブランド魚『室戸春ぶり』は、黄色いラインが特徴の丸々と太ったブリ。
今年は2月中旬から脂が乗り始め、3月に入って豊漁が続いたため、室戸市定置漁業振興協議会が7日、初めての『室戸春ぶり宣言』を出しました。
2023年も宣言を出す予定でしたが漁獲が少なく、やせ型が多かったため見送る形になっていました。
7日は波が高く、椎名漁港では水揚げは43本でしたが、協議会の橋本健会長は「やっとスタートできるなってちょっとホッとしています。手応えは十分です。めちゃくちゃおいしいです」と話していました。
室戸春ぶりは、体脂肪率が平均16%、中には26%と寒ブリに負けない脂の乗りが魅力です。
宣言期間中は室戸市内16の飲食店や県内の量販店で購入できるほか、3月9日と10日の『土佐の「おきゃく」』でも販売されます。