《訓練》南海トラフ地震を想定し大規模防災訓練【高知】
2024年1月20日(土) PM6時10分
高知市で南海トラフ地震を想定した大規模な防災訓練が行われました。
(緊急地震速報・シェイクアウト訓練)「地震です。落ち着いて身を守ってください」
高知市の鏡川みどりの広場で行われた訓練は、能登半島地震の被災地支援のため医療関係者などが参加できませんでしたが、自衛隊や消防のほか自主防災組織の人たち約300人が集まりました。訓練は四国沖を震源とするマグニチュード9の巨大地震が発生し、高知市で震度7を観測、大津波が発生したという想定で行われました。鏡川を海に見立てて、津波で流され出火した住宅に対しボートを使って海の上で消火にあたるという放水訓練や、仮設の給水タンクに水をため避難所で給水をする訓練などが行われました。
(参加者)「(水を)入れ過ぎたらこぼれたけど、いい経験になりました」
(参加者)「(水のタンクは)持ったら重たいけど、背負ったらいけるかも」
会場には地震による液状化の仕組みが実験できる展示などもあり、来場者は体験を通して防災について改めて学んでいました。