画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

ライバルは《きょうだい》切磋琢磨の《須崎市の将棋3きょうだい》3人で高みへ【高知】

1月7日高知県越知町で行われた新春将棋大会。大人に混ざり将棋を指すのは、多ノ郷小学校6年の舛本一翔くん11歳。そして3年生の妹、花夏ちゃん9歳と1年生の健悟くん6歳。人呼んで須崎市の“将棋きょうだい”です。

四万十市から
「舛本さん、強いですよ」
香南市からの参加者
「攻めが鋭い。強いです」

長男の一翔くんは、将棋歴50年の大ベテランにも快勝する実力の持ち主。このきょうだい、実は…。

将棋教室を運営 澤本順一さん
「これはたぶん(県内で)初めて。まさか多ノ郷小の舛本3きょうだいが優勝するとは」

そう、3人は2023年将棋の団体戦に出場し、みーんなそろって優勝!出場したのは日本将棋連盟などが主催する文部科学大臣杯小学校将棋団体戦高知県予選。6年生、3年生、1年生と3人でエントリーする最初で最後のチャンスに初出場し、見事、初優勝を飾りました。

そんな3人、自宅でもほとんど毎日将棋三昧です。
一翔「お、いい手」
健悟「しっしっし」
花夏「まいりました…無かったこと!はい健悟くん(もう1回)やるで」
健悟「もう飽きた~」
花夏「逃げた健悟が」

4歳からおもちゃの将棋を始めた長男の一翔くん。花夏ちゃんと健悟くんもお兄ちゃんを見ながら独学で覚えました。ライバルは“きょうだい”。切磋琢磨の甲斐あって実力はメキメキと上達し、長男の一翔くんと妹の花夏ちゃんは数々の大会で入賞する腕前です。

日々自宅で腕を磨く3人のこれからの目標は…。
舛本一翔くん(11)
「A級(県内最高レベル)で優勝が今の夢」
花夏ちゃん(9)
「女流棋士になりたい」
健悟くん(6)
「(あこがれは)藤井聡太八冠。誰にも負けんプロ棋士になって…かせぐ。豪華な家建てたいき!」

これからも“3人で”高みへ。プロ棋士の卵は躍進を続けます。

最近のニュース