大賞は高知の魅力を大谷選手《二刀流》にかけて表現 「高知家」川柳
2024年1月17日(水) PM7時30分
高知県と第一生命が2019年から共同で募集している「高知家」川柳。今回は県内外から過去最多となる1380点の応募があり32作品が入選しました。
県庁で17日、表彰式が行われ、5人の受賞者が出席しました。
井上副知事：
何よりも高知に対する熱い思いといいますか、“高知愛”が詰まった感じを受けました
テーマは「高知が好きやき！」。
大賞の「高知県知事賞」に輝いたのは香南市の内山眞知子さん(58)の作品です。
《高知推し人・食・自然の 三刀流》
内山眞知子さん：
暗いニュースが多かったんですけど、大谷さんの二刀流がすごく明るくていいニュースだったので（高知で）外せないもの3つ選んで句ができました
高知の“人”といえば…
《土佐嫁ぎ十年経てば はちきんに》
溝渕夕子さん
高知に嫁いで13年になるんですが、最近少し強くなってきた自分への一句を詠みました
愛媛から嫁いだ溝渕夕子さん(39)が最も強くなったのは“お酒”だそうです。
第一生命によりますと、今回は朝ドラ効果もあり高知の自然を詠んだ句が多かったといいます。
《仁淀川妻がうらやむ 透明感》
《らんまんに草花芽吹く 土佐の四季》
他にはこんな作品も。
《ギャング様揚げたウツボは 天使様》
《生姜なく妻へ柚子った 塩たたき》
受賞作品は第一生命のホームページで1月25日から見ることができます。
高知の魅力を全国へ広めたいと始まった「高知家」川柳ですが、今回は約9割が県外からの応募でした。
