お客さん「きれい！」「いっぱいあるね！」
訪れた親子連れが歓声をあげているのは、高さ2.2メートル、メロンのクリスマスツリーです。円錐形の台に1個直径18センチ、重さ1.8キロほどのマスクメロンがふんだんに飾り付けられています。

お母さんと一緒に高知市から訪れていた宮川千冬ちゃん2歳は。
宮川千冬ちゃん（2歳）
「きれいね。おいしそうだね」

メロンのツリーは、高知県南国市の西島園芸団地が毎年行っているクリスマスの恒例企画。12月18日はスタッフが前日に収穫したメロンをひとつひとつ丁寧に飾り付けていました。

Ｑ：置き方で気を付けている点は？
西島園芸団地 沢村 潤さん
「まずは、崩れないようにということと、数が数えにくいように…」

数が数えにくいように？
そう、実はこのツリーに何個のメロンが使われているかを目で見て当てるクイズ企画が行われているんです。

岐阜県から訪れていた観光客のグループにパッと見た印象で答えてもらうと…
岐阜から
「私は100個」
「130個くらいあると思うよ。中に入っとるもん」
「じゃあ私150にします」

最初は100個と答えた女性ですが、よく観察すると…
「40個か50個あるかもしれんね、こんだけで。だから180かな」

西島園芸団地 沢村 潤さん
「100個以上はあります。例年、ピッタリ賞も何名かいます。ぜひ当てて下さい。」
Ｑ：当てるコツは？
「しっかり数えれば分かると思います」

メロンの数当てクイズは、ツリーが展示されている12月23日午前11時まで。正解者の中から最大で10人にマスクメロンが当たります。

数当てクイズの応募は例年200程で、正解は2人から3人だということです。またツリーに使われているメロンはクリスマスにちょうど食べ頃となるよう17日に収穫したものです。

通常1個2000円ほどということですが、ツリーの展示が終わる12月23日午前11時から1個1000円で販売されます。当日午前9時から整理券を配るということです。