食育研究家・服部幸應さん「高知は食べ物豊か」10月スタートの新番組 県内の酒蔵でロケ【高知】
2023年9月18日(月) PM4時00分
川辺世里奈アナ「今まさにロケが行われています。宴会の様子が撮影されていて和やかです」
香美市で150年続く老舗「松尾酒造」には、きょう18日午前中から大勢のカメラクルーが。来月7日から、さんさんテレビなど民放3局で放送する新番組の撮影です。
土佐酒を味わっているのは、メディアでもおなじみの食育研究家・服部幸應さん77歳。番組内でコーナーの進行役として、県内18すべての酒蔵を巡り酒に合うレシピを考えます。
7代目の松尾禎之社長にすすめられたのは宇宙を旅した酵母を使った「土佐宇宙酒」です。
松尾社長「飲めばたちまち無重力というおもしろい感覚を味わっていただくというお酒です」
服部さん「お味はさっぱり」
この番組は、高知信用金庫の100周年事業「高知美食学プロジェクト」の一つ。高知の「食」をブランド化するため民放3局とタッグを組み、県の地形や気候食材にスポットを当てた30分番組「ネイチャーワールド高知 奇跡の美食学」を制作。10月7日から毎週土曜日に放送します。
きょう18日のロケでは先週から出荷が始まった新酒「松翁にごり酒」の酒蔵見学も。
松尾社長「アルコール度数も高いし結構ビリっときますけど」
服部さん「何度くらいあるんですか?」松尾社長「20度近いですね」
服部「僕ね、甘酒が物足りないので酒を足して飲むんですよ。うまいわ~」
松尾社長「うまいでしょ?ピリッとした感じがね、新酒の良さです」
松尾酒造の土佐酒に合うレシピを考案するため、ナスのタタキや田舎寿しなど郷土料理との相性を確かめていました。
食育研究家・服部幸應さん「高知は食べ物が豊かだし、それに合った酒に(ロケで)出会っている。こういうもの(食材)に合うんだとか、ここまで行けるんだっていうのを知ってほしいので、そういうマリアージュ(組み合わせ)を考えたい」
番組は10月7日からスタート。毎週土曜日の午後に民放3局が順番に放送していく予定です。