「すさきまちかどギャラリー」にやってきたのは、燕尾服でビシッと決めた“しんじょう君”。お披露目したのは、誕生10周年を迎えるしんじょう君の銅像です。

高知県須崎市の商店街を活性化しようと銅像の建設を企画。しんじょう君の誕生日である4月28日からクラウドファンディングで寄付を募ったところ、目標額である700万円をわずか2週間で達成しました。その後も寄付は続き、全国から626人が支援。最終的に1536万円が集まりました。目標の2倍以上の資金が集まったため…。

川辺 世里奈アナウンサー
「（ぬいぐるみ持って）当初は50センチ。この大きさの銅像ができる予定だったのですが、実際にできたのがこちら。120センチ。愛されてこんなに”ビッグ”になりました」

重さは130キロ。くりくりの目もトレードマークの鍋焼きラーメンでできた帽子も忠実に再現されています。

しんじょう君、自分の銅像を見て…。
守時 健さん
「喜びに震えております」

全国のファンの愛が詰まった銅像にしんじょう君も、同じポーズで写真を撮ったり遠くからめでたりとご満悦です。

Ｑ：何点？
（両手をパーにするしんじょう君）
守時健さん
「100点。指が10本しかないので10点かと思ったが、100点！」
Ｑ：自分と銅像どっちがかわいい？
（自分を指さすしんじょう君）
守時健さん
「自分らしいです」

実はしんじょう君、銅像の制作を監修しようと富山の工場まで行ったそう。小顔にしたり…スリムにしたり…お気に入りのポイントは？
（銅像のおへそを触り、お祈りするしんじょう君）
守時健さん
「おへそを触って幸せになろうねっていうことね」

しんじょう君グッズを買いに来たファンもメロメロです。
津野町から
「このかわいいところ。お尻ぷりぷりっとするのが大好きです。県外からもお客さん来てくれると思う」

しんじょう君の銅像は9月10日までは「すさきまちかどギャラリー」で。11日からは須崎市役所のエントランスで展示されます。11月23日からは須崎市の古市通りに新たにオープンする「おさかな本舗」で、1メートルの台座とスポットライトを付けて展示される予定です。

9月9日、10日には、全国各地のキャラクターが集結する「ご当地キャラまつりＩＮ　須崎」が、須崎市の桐間多目的公園で開かれます。しんじょう君は友だちのキャラクターに銅像を「自慢する」と意気込んでいました。