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News- 高知のニュース

幻の鳥“ヤイロチョウ” あす7日から一般公開 県内で保護 「カラフルだけど日本っぽい感じも」【高知】

西森 純子 記者
「幻の鳥とも言われる県の鳥・ヤイロチョウです。私、本物を見るのは初めてなんですが、色が美しくてとってもかわいいです」

7月初旬に高知県内で保護され、高知市のわんぱーくこうちにやってきた2羽のメスのヤイロチョウ。その名の通り8色の美しい羽を持つ渡り鳥で、県内では主に四万十川流域の森で子育てをしています。

2羽は保護された時、ふ化して2週間ほどの巣立ち直後と見られ、体重は50グラムほどでした。餌の取り方や飛び方などを親から学ぶ前だったため、野生に戻すことは難しいとわんぱーくで飼育することになりました。2カ月たって体重は倍になり、体長20センチと立派な若鳥に成長し、元気に動きまわっています。

わんぱーくこうちアニマルランド 福島 志織さん
「色が他の鳥にはあまりない感じでカラフル。カラフルだけど日本っぽい感じもあってかわいらしい。いろいろ動き回っていて、そういうところも魅力」

全国でもここだけという貴重なヤイロチョウの展示。わんぱーくでは以前にも骨折して保護されたヤイロチョウを11年5カ月飼育した事があり、それは世界最長記録になっています。

わんぱーくこうちアニマルランド 福島 志織さん
「前回うちで展示していた個体が長生きして11年。それを超えるぐらい元気に健康に長生きしてもらえたら。その姿を来園者に見ていただけたら」

ヤイロチョウの一般公開はあす7日から、わんぱーくこうちのアニマルギャラリーで始まります。

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