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News- 高知のニュース

産地の異常気象で野菜の価格高騰…高知県内でも悲鳴「高いと思います」【高知】

川辺 世里奈アナウンサー
「こちらのブロッコリー、今月頭には150円ほどで販売していましたが、現在の値段は1個323円およそ2倍となっています」

高知市稲荷町の「サンシャインクラージュ」では今週、葉物野菜を中心に値上げに踏み切りました。先週1袋150円だったサニーレタスは215円で販売されています。他にも3本・198円だったキュウリは、1本・99円に。3個・215円だったトマトは323円となっていて、9月中旬からはさらに100円値上げする予定です。

南国市から
「高いと思います。キュウリなんかもすごく高い。野菜をあまり食べなくなる」

値上げの理由は…
サンシャインチェーン本部 青果課 秋山 英範 課長
「北の産地しか取れず、(産地が)限られている。そこ(北の産地)に、ひょうが降ったり、異常気象が起こることが一番の原因」

値上げした野菜は北海道や東北産のもの。通常は夏でも涼しい気候を生かして生産していますが、今年は北海道で連日35度以上の猛暑日になるなど異常気象に見舞われました。作物の育ちが悪く収穫量が減っていて仕入れ値が上がっているといいます。もともと高知までの輸送コストも大きいため割高感が増しているのです。

高知市から
「子供が夏休みでご飯を作ることが多いので困る。(子供に野菜を)食べて欲しいので、買わざるをえない。野菜(の値段が)下がってくれたらうれしい」

サンシャインクラージュによりますとレタスや白菜などは、11月に入ると西日本の産地でも収穫できるようになるため、価格高騰が落ち着いてくる見込みだということです。

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