“龍馬の顔”に秘密あり!?高知県立坂本龍馬記念館で特別展【高知】
2023年8月29日(火) PM7時15分
田村 優介アナウンサー
「桂浜にそびえたつ坂本龍馬の銅像。こちらにはその原型となった像が展示されています。しかしよく見るとちょっと印象が違うんです」
宿毛市出身の彫刻家・本山白雲の作品「坂本龍馬像原型」です。全体的に引き締まった印象があります。一方、実際の龍馬像は高さ13.5メートルで、下から見上げてもバランスよく見えるように原型よりも顔が大きく作られています。
高知市の県立坂本龍馬記念館で開かれている特別展「花と歴史の爛漫土佐」。桂浜公園がこの春、40年ぶりにリニューアルしたことに合わせて、シンボルである龍馬像に焦点をあてています。昭和3年の除幕式や像をクレーンで設置しているところの写真など約60点が展示されています。
展示資料では、高知出身で早稲田大学の学生だった入交好保が、アメリカの自由の女神を参考に太平洋を臨む桂浜に龍馬像を建てようと決意したエピソードが紹介されています。
この特別展は、10月1日まで県立坂本龍馬記念館で開かれています。