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News- 高知のニュース

高知市で何が起きたか…“戦争体験”語り継ぐ出前授業「戦争はやめてほしい」【高知】

「争いのない生活」
「戦争のない穏やかな世界」
平和について思い思いの意見を述べる子どもたち。こうち生協は毎年この時期に児童クラブで夏休みを過ごす子どもたちに太平洋戦争でどんなことが起きたかを伝える出前授業を行っています。

きょう15日は、高知市の朝倉第二小学校の児童27人が参加。高知大空襲の体験者で平和資料館「草の家」の岡村正弘館長が描いた紙芝居がビデオで上映されました。

「花火のように焼夷弾が舞い落ちています。生きた心地のしない恐怖に震えました。」「川にも焼夷弾が落ちているので、川面が至る所で燃えています。逃げるところがない。お母さん、お母さんと泣き叫びながら、僕はさまよい続けました」

防空壕で身を寄せ合う人の姿や焼野原となった町の光景を子どもたちは真剣な表情で見つめていました。

朝倉第二小・4年生
「戦争は関係の無い人たちが亡くなってしまうから、戦争はやめてほしい」
朝倉第二小・4年生
「火って怖いなと思った。大切なものも全てを消してしまうというのが怖くなりました。」

また授業では、ウクライナやロシアなど世界の56の国で今も紛争状態にあることなどが紹介されました。

こうち生活協同組合 岡本 晃さん
「戦争をしないためにはどうしたらいいか、みんなが仲良くするには、どうしたらいいかを考えて生活して欲しい」

さらに子どもたちは『平和七夕まつり』で、高知市の京町・新京橋商店街に掲げられていた千羽鶴を広島に送るため、ほどく作業を行い平和への思いを新たにしていました。

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