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News- 高知のニュース

一休さんになれるかな? 竹林寺でユニークな修行体験 「瞑想」や「地獄絵図」の絵解き【高知】

僧侶が身に着ける「袈裟」を着てお寺に現れた子どもたち。小さな“一休さん”姿で修業体験です。このイベントは、子どもたちに命や心について学んでもらおうと竹林寺と城西館が毎年企画しています。

きょう28日は、高知市やいの町から小学3年生までの14人が参加しました。まずは、なが~い廊下を雑巾がけです。

僧侶
「なでるようにじゃなくてもうちょっと体重をのせる」
「こけるー!」

隅々まで丁寧に掃除をしたあとは、座禅を組んで「瞑想」です。
僧侶
「(肉や魚など)たくさんの命がお腹の中にあって、僕たちはきょうも元気に過ごすことができました。」

「警策」と呼ばれる木の棒で背中を叩き、気持ちを引き締めます。

子どもたちは「地獄絵図」の絵解きから、日々の行いの大切さを学ぶなど半日かけて僧侶の勤めを体験しました。

いの町から・小2(2回目)
「掃除とかなんか楽しい」
Q:瞑想中なに考えてた?
「わかんない。ただリラックスしちょった」

そんな中、ひときわ目立つ坊主頭の一休さんが。高知市から2回目の参加の竹山颯真くん、9歳です。実は颯真くん、一休さん体験に合わせてきのう髪を切ったそう。気合を入れて修行に臨みました。

高知市・2回目 竹山 颯真くん(9)
「普段学校とかでは教えてもらえない事も、お坊さんたちに詳しく聞けて良かったです。動物とかの命を大事にいただいて、食べたり生活しているんだなと思いました」

竹林寺 海老塚 和秀 住職
「人として生きていく一番の大本、小さいときに経験するといいだろうし、それを伝えるのがお寺の役割かなと思って続けています」

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