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News- 高知のニュース

鹿肉のオムライスにハンバーグ! 高校生考案のジビエ料理が高知市役所で提供中【高知】

高知市役所の中にあるレストラン「せんだんの木」の厨房で調理をするのは、高知商業高校の「ジビエ部」のメンバーです。

2018年に発足した「ジビエ商品開発・販売促進部」通称「ジビエ部」。森林の保護活動を支援するため、シカやイノシシの肉を利用した商品開発などを行い、高知県の内外のイベントなどで販売しています。

「せんだんの木」では2021年の夏から年に2回、ジビエ部とコラボしたフェアを開催していて今回で5回目。
初日のきょう26日は午前8時半からレストランのスタッフと仕込み作業です。
“花の高校生”たち、さぞ賑やかに準備…と、思いきや。

(黙々と作業する生徒)

レストランでは普段からジビエ部が考案したカレーやから揚げなど3種類のメニューを提供していますが、今回のフェア期間中2つのメニューが加わります。

鹿肉が入ったオムライスのランチに、チーズがトッピングされた鹿肉のハンバーグランチ。それぞれ猪肉のコンソメスープがセットになっています。

新メニューのチーズONハンバーグのお味は…

美崎由梨記者
「お肉がぎっしり詰まっていて非常に肉肉しいんですが、後味はさっぱりしてますね。ジビエ特有の臭みも全くありません。おいしいです!」
訪れたお客さんは思い思いにジビエ料理を楽しんでいました。

鹿肉のから揚げランチを注文した男性
「きょうはジビエレストランということで興味があって来ました。大変食べやすくておいしいです」

鹿肉のオムライスランチを注文した男性
「野生鳥獣被害が深刻ということで高知商業さん頑張ってるので、力になれればと思ってメニューを選びました」

高知商業高校ジビエ部 2年 内川凌太さん
「(お客さんが)おいしそうに食べているのを見るとすごいやりがいがあるし、やっぱりこの活動やってきて良かったなって思います」

高知商業高校ジビエ部 佐々木翼顧問
「高知県の野生鳥獣被害をこのような形で社会に還元していく、循環型のサイクルも(生徒たちに)学んで欲しいし、お客さんからいただいた意見も参考に次の商品開発・地域活動の原動力にしてもらえたら」

ジビエ部による料理の提供は期間限定で、8月3日までの間の7日間です。
1食につき100円が森林の保護活動団体に寄付されます。

ジビエ部生徒
「僕たちのジビエ料理ぜひ食べに来てください」

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