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News- 高知のニュース

梅雨前線活発化 高知県内に線状降水帯が発生 各地で6月観測史上最大の激しい雨 土砂災害に警戒【高知】

これはけさ2日高知県大月町で撮影された映像です。1台の車が完全に水没してしまっています。

梅雨前線に向かって台風2号からの非常に暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化。非常に激しい雨が同じ場所で降り続いたため、気象台は2日午前8時10分に県西部に線状降水帯が発生したと発表しました。

高知県内ではこれまでに、土佐清水市三崎で1時間に93ミリ、四万十市中村で70.5ミリ、南国市日章で64.5ミリといずれも6月の観測史上最大を記録しました。土佐清水市、四万十市には土砂災害警戒情報が出されています。また東洋町、土佐清水市、四万十市の一部に避難指示が出ています。

鉄道にも影響が出ています。運休しているのはJR土讃線の特急列車 高知・児島間と高知・窪川間ですが、これから一部区間で運行を再開する見込みです。また普通列車は、土佐山田・大歩危間、須崎・窪川間が運休しています。
また土佐くろしお鉄道も、ごめん・なはり線と中村・宿毛線の全区間が運休しています。

高校生
「学校行ったら電車見合わせなんで、帰っていいですって言われて。僕、野市なんですけど高知駅まで来て待ってます」

神奈川からの観光客
「今治に行きたかったんだけど、その線が走ってない、いつ走るか分からないって言われちゃって。予定を変更してバスでずっと先まで行こうかって。予定してたのと全然違ったからびっくりして。ただでさえ雨がいっぱい降って困ってるのに」

道路では、国道55号の東洋町野根から室戸市佐喜浜町の8.9キロの間が、大雨で規制雨量を超えたため通行止めとなっています。佐喜浜町の立岩海岸付近では、道路が約70メートルにわたって冠水し水深は45センチほどに。白い車が水に浸かり動けない状態になりました。しばらく立ち往生していましたが周囲の人たちが協力して車を押し出し、何とか水の中から脱出できました。

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