ドキドキの「初仕事」小学生ガイドの2代目がデビュー サポート役の姉と一緒に、いざ本番【高知】
2023年4月17日(月) PM6時20分
姉・川本琉楓さん
「がんばってね。応援しよるき」
妹・川本絆心ちゃん
「うん!」
高知市の小学1年生 川本 絆心ちゃんです。高知市の県立牧野植物園で、牧野富太郎博士の生涯を来園者に解説する「子どもガイド」として、きのう(16日)デビューの日を迎えました。
川本琉楓さん
「本番は大きい声でしゃべらないかんで!」
姉の琉楓さんです。牧野博士が大好きで、自ら植物園に頼み込み、小学2年生の時から月1回ガイドとして活躍。この春、中学校進学を機に絆心ちゃんにガイドを引き継ぎました。
川本琉楓さん
「おはなし会を引き継ぎたいと言ってくれたのは妹から。博士への思いが伝わってきて嬉しいなと思う」
川本絆心ちゃん
「牧野富太郎先生の事をお客さんにいっぱい知ってもらいたい」
デビューに向け雨の日も、近くの公園で練習してきた絆心ちゃん。サポート役の姉と一緒にいよいよ、本番です。
川本絆心ちゃん
「皆さんこんにちは。私は子どもガイドの川本絆心です。皆さん今日はよろしくお願いします」
川本絆心ちゃん
「越知にある横倉山にも遊びに行って植物を友達にして遊びました。そこでコオロギランを見つけたんですよ」
「植物図鑑を自費出版した。お金がかります。そこで標本の一部を外国に売ろうとしました。京都大学の池長孟さんが、当時3万円で買いました。今でいうと約1億円です。」
ガイドは15分間。最後は姉と一緒に、牧野博士が、妻の寿衛さんに送った歌を紹介しました。
川本琉楓さん・絆心ちゃん
『家守りし妻の恵みや我が学び 世の中のあらん限りやスエコ笹』
「ありがとうございました」
来園者
「小学1年、あれだけ長いセリフを覚えている事、人前で緊張もせずに愛くるしくて、感心しきりで聞きほれた」
川本琉楓さん
「しゃべっている間、ずっとニコニコしていて、立派になったなと思った。想像していたより何倍も良かった」
Q:お姉さんに「立派になった」と言われてどう?
川本絆心ちゃん
「嬉しい」
「もっと伝えられるよう頑張りたい」
デビューは大成功!牧野博士の魅力をチャーミングな笑顔で伝えていきます。