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News- 高知のニュース

反田恭平と岡本誠司が奏でるハーモニー! アンコールではショパンも 「また戻ってきたい」【高知】

今月4日、高知市の県民文化ホールでコンサートを行ったのは、おととしのショパン国際ピアノコンクールで日本人では半世紀ぶりに最高位に輝いた反田恭平さん(28)。そして、2014年にヨハン・セバスチャン・バッハ国際コンクールのバイオリン部門でアジア人として初めて優勝した岡本誠司さん(28)です。

岡本さんは反田さんが結成したジャパン・ナショナル・オーケストラで演奏を取りまとめるコンサートマスターを務めています。信頼し合う音楽家であり友人同士という2人の演奏は息ぴったり。ドイツ音楽をテーマにリヒャルト・シュトラウス、バッハなどの作品を披露しました。

繊細で滑らかな演奏が会場に響き渡り、訪れた人たちは2人が奏でる調べに聞き惚れていました。

反田さんの名声を世界に轟かせたのは何と言ってもショパンですが、アンコールでは観客のリクエストに応えて、ショパン作曲のピアノ曲「子犬のワルツ」が披露されました。

超絶技巧をさらりと披露。観衆は割れんばかりの拍手を送っていました。

(観客)
「バイオリンを生で聴くのは初めてだったが、すごく透明感のある色んな音色にすごく感動した。最後にショパンの曲が聴けたのがうれしかった」

(ピアノを習っている小学生)
「ピアノはすごくレベルが高かったので、すごく上手だなと思った。私もあんな風にピアノが弾けるようになりたい」

そして、圧巻のコンサートのあと、2人に話を聞くことができました。

(バイオリニスト 岡本誠司さん)
「本当に温かい聴衆の皆さんで完売御礼の演奏会ができ、気持ちよく弾き終わることができてうれしかった」

(ピアニスト 反田恭平さん)
「ここのホールは何回も弾いている故にすごく愛着も出てきて、楽屋を見ていると『ここだ!』と思い出せる場所にもなっています。僕らはオーケストラの活動もしているので、もちろんソロでもデュオでもそうですし、みんなともまた戻ってきたい」

2人がまた高知で演奏してくれることを楽しみにしています。

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