あったかおうちで“快適だにゃん” 日高村出身の女性が『ドールハウス型猫ケージ』開発【高知】
2023年2月22日(水) PM7時00分
ピンクの壁に小さな窓。
実はこれドールハウス型の猫ケージその名も「手作り館」です。
柏井裕美子さん
「市販の猫ケージだとオリっていう感じがして大切な家族なのでおうちに住んでほしくて、でも売ってなかったんですよね。それで自宅の猫に作ってあげようと思って」
「手作り館」の生みの親・日高村出身の柏井裕美子さんです。
大好きな猫に温かみのあるかわいい”おうち”を作ってあげたいと、10年前から個人的に試作を重ねてきた柏井さん。
親戚や友人からの評判が良かったため本格的にケージ作りに乗り出し3年前、猫ケージの専門会社「Kokosuki」を設立。
高知市で家具や建具を作っている会社「岡崎工芸」に製作を依頼し、理想のケージが完成しました。
「手作り館」の特徴は…
柏井裕美子さん
「全開に開いて、お手入れがしやすくしています」
屋根も開閉できるためケージ内を隅々まで掃除することができます。
さらにー
石井愛子アナウンサー
「ヒノキのいい香りがしてきますね。猫特有の臭いとかも気になる人もいると思うんですけど全くないですし、リラックスしますね」
実は全て県産のヒノキで作られているんです。
木のぬくもりを感じられるだけでなく消臭効果も期待できます。
カメラマン
「猫ケージの中に入っていくとヒノキの板が全面に貼られています。2階が猫ちゃんの寝室です。天井からは光がしっかりと差し込みます」
柏井さんの愛猫・カエデちゃんとハッピーくんもこの“おうち”が大のお気に入り。
小さな窓からおててがぴょーん!
気になるお値段はというとひとつ34万5000円と少し値は張りますが、このように細部までこだわり抜いた「手作り館」だからこそ見られる表情もあるんです。
柏井裕美子さん
「眺めるだけでドールハウスに住むかわいい家族って感じなので毎日が楽しい。使っていても使い勝手もいい。中に入れたときの猫の表情とかもイキイキしていて、多くの飼い主さん猫ちゃんを幸せにするんじゃないかと思ってます」