廃校水族館でサメを解剖『まるっとむろと体験博』で「驚きの連続でした」【高知】
2023年2月20日(月) PM7時20分
2月18日、室戸市のむろと廃校水族館の理科室に用意されたのはサメです。3月19日まで開催中の「まるっとむろと体験博」のプログラムの一環でサメの解剖が企画されました。
県内外から7人のサメ好きが参加。体の構造など普通の魚との違いを座学で学んだあと、学芸員の解剖を見学しました。
学芸員:
これなんだと思う?
参加者:
肝臓
学芸員:
そう、肝臓です。これめちゃくちゃデカいと思います。一個だけじゃない。反対側にもあります。こんだけデカいんですね、サメの肝臓は
いざ、自分で解剖してみると…
参加者:
めっちゃくちゃかたいですこれ(軟骨)
近くの大敷網で取れたアオザメやシュモクザメなどが用意され、ハサミでお腹の部分を開きながら細かく観察していました。
学芸員:
サメ肌は触られましたか?こういう感じで(一方向に)生えているので、こちらからだとツルツル、こちらからだとザラザラ
参加者:
心臓けっこう小さいんですね
普段なかなか触れないだけに参加者は興味深々の様子でしたが、胃の内容物を調べてみると釣り針が見つかるなど海の環境について考えさせられることもあったようです。
参加者:
普通の魚とは全然違う感触だったり、軟骨がハサミでふつうに切れたりと驚きの連続でした
解剖の後にはサメのあんかけが入った弁当もふるまわれまさにサメづくし。むろと廃校水族館のサメの解剖教室は2月23日、3月4日・19日にも予定されていて、まだ定員に余裕はあるそうです。
サメの解剖教室の料金は弁当・入館料込みで小中学生2300円、大人2600円です。