元横綱・稀勢の里が親方を務める相撲部屋に県内の高校生が入門。きょう、夢と希望を胸に高知を旅立ちました。
緊張の面持ちで登場したのは大相撲の二所ノ関部屋に入門した高知農業高校3年の藤宗雄大さんです。きょうは元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方も同席し高校で藤宗さんを激励する出発式が行われました。
高知農業高校3年・藤宗 雄大さん
「行くからには上を目指して頑張りたい」
室戸市出身の藤宗さんは身長185センチ、体重135キロ。高校時代は2度インターハイに出場するなど活躍しました。高校2年の終わりごろ将来の進路を大相撲の世界に決めたという藤宗さん。自らホームページなどで情報を集め、去年4月に二所ノ部屋を訪問し稽古にも参加。去年7月入門を申し込みました。
二所ノ関親方
「彼は見ての通り身長も大きく、体も大きいということで素質十分。高知を代表するような力士になっていただきたい」
息子の門出に父親、伸さんの喜びもひとしおです。
「親方のような相撲取りになってもらいたい」
高知農業高校3年・藤宗 雄大さん
「1日でも早く関取になれるように頑張って練習をして、お世話になった方々に恩返しができるように頑張りたい」
クラスメイトや部活仲間らも見送りに駆けつけ藤宗さんとの別れを惜しみました。
ラグビー部の友人
「部活の時に一緒に筋トレとかしてたんで、ちょっと寂しいですけど頑張ってほしい。無双を目指してほしい」
クラスメイト
「高知県を代表するような有名なお相撲さんになってほしい」