高知龍馬空港でお仕事体験、普通は入れない「航空貨物」の倉庫などに小学生が潜入
2022年12月26日(月) PM7時00分
南国市の高知龍馬空港にやってきたのはお揃いの赤いスカーフを付けた小学生たちです。12月26日に行われたイベント「ものべお仕事体験博」は南国市、香南市、香美市の物部川エリアでワーケーションの推進活動などを行う団体が企画したもの。今回は「日本航空高知空港所」の協力で空港の仕事を見学できることになり県の内外から親子10組が参加しました。
まずは「カウンター業務の体験」です。
グランドスタッフ:
お迎えをするとき一番大事にしていることはちゃんとお客様のお顔を見て「こんにちは」ってお迎えをすること。カウンターから出発するときには「いってらっしゃいませ」と元気よくお声がけをして楽しい旅の始まりをお見送りするのを大事にしている
子供たちは搭乗手続き後に預かった荷物を行き先別に分けベルトコンベアに乗せていきました。また、一般の人にはあまり馴染みのない航空貨物の倉庫も見学。運ぶものは野菜や花などが多くを占めますが、この時期は年賀状なども飛行機で運びます。子供たちは、最大で1588キロの荷物を運ぶことができるコンテナの中に入ったり、荷物を運ぶフォークリフトに乗って写真撮影をしたりしていました。
イベントの最後、蛍光色の安全ベストを装着した子供たちの目の前には飛行機が。子供たちは滑走路から飛び立つ飛行機を真剣に見つめていました。
小学3年生:
7秒Q一番印象に残ったのは?「飛行機の前」「真ん前では、近くでは見えないから」「パイロットの仕事をやってみたい」
小学2年生:
いつも入れない場所に行ったりできて、すごく勉強になりました。空港の仕事もやってみたいと思った
日本航空高知空港所・秋森夕姫さん:
将来的に私たちと一緒に働く仲間として迎え入れることができればいいなとすごく感じた
なかなか見られない仕事を間近で見学し子供たちは夢が膨らんだようでした。