護国神社で大しめ縄づくり「穏やかな年が迎えられるように」元日には3年ぶりの餅まきも【高知】
2022年12月21日(水) PM7時00分
「もっと巻いて巻いて」
高知市の護国神社では新しい年の福徳を司る「歳神様」を迎えるために毎年この時期にしめ縄を作っています。21日は神職ら5人が集まり、扱いやすいようたたいたわらを使って、社殿や鳥居などに取り付ける6本のしめ縄を編みました。
「疫病退散」
コロナ禍などで先が見通せない中、平和な日々が訪れるようにと3人がかりでしっかりと巻きつけられるわらの束。社殿に取り付ける長さ4.7メートルの大しめ縄も完成しました。
護国神社・禰宜 宮元序定 さん
「世間が非常にすさんでいる気がするので少しでも穏やかな年が迎えられるよう気持ちを込めて作っている。前向きな気持ちと穏やかな日々が来ることを願ってます」
しめ縄は12月25日にすす払いを行った後、本殿などに取り付けます。また元日には境内で3年ぶりに「餅まき」を行うことにしています。