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News- 高知のニュース

四万十市 看護大学誘致を正式断念 改修工事終えた建物も 市長「政治責任で活用法決める」【高知】

高知県四万十市は京都看護大学の新学部を下田地区に誘致し来年4月の開学を予定していました。しかし10月、安定的に学生を確保する見通しが立っていないという国の指摘を受けて大学側が申請を取り下げていました。中平正宏市長は29日会見を開き、誘致を正式に断念したことを明らかにしました。

市は10億円を負担して大学に土地と建物を無償で提供する計画で旧・下田中学校などの改修工事を進めていました。工事は中断していますがすでに一部は完成していて今後どうするかが課題となります。

中平正宏市長
「大学以上の地域振興は自分の頭の中で今のところ浮かび上がっておりませんので大変、今回も残念ですが、できた以上は使っていかないといけませんので、それは使うように自分の政治責任でどういう活用するか決めていきたい」

誘致計画を巡っては地元で反対運動も起きていて中平市長は市民の理解が得られなかったのは「自分の不徳の致すところ」と述べました。

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