10億負担の整備工事を中断 四万十市に誘致の看護大 国の認可下りず【高知】
2022年10月31日(月) PM7時00分
四万十市は京都看護大学の新学部を下田地区に誘致し、来年4月の開設を予定していました。
しかし国は10月17日、1学年80人の定員を安定的に確保できる見通しが立っておらず認可できない見込みと大学側に通知。
市は土地と建物を無償で提供することになっていて、10億円を負担し旧・下田中学校の校舎などの改修工事を進めていました。
工事は3割ほど完了していますが、国の通知を受けて中断することを決めました。
大学側は再来年の開設を目指す意向ですが、市は今後について大学側としっかり協議をした上で判断したいとしています。