香南市にある「ヤ・シィパーク」。
空き店舗でパソコンに向かうのは、企業のPR活動などを請け負う東京の広報代理店「ストーリーズ・オン」のメンバーです。
きのう（18日）から3泊4日の日程でリモートワークをしながら、空き時間で観光やレジャーを楽しむ「ワーケーション」に参加しています。

ヤ・シィパーク内の空き店舗にはデスクが搬入され「オフィス」に。
メンバーには1人1台ポケットWi－Fiが支給され、美しい海を前にリモートワークができます。

ストーリーズ・オンのメンバー
「（Q.今はどんな作業を）今はちょうどスケジュール調整をしていました」

この取り組みはワーケーションを推進する観光庁による実証事業で、ワーケーションに関心のある地域と企業を募集しマッチングしています。
今年は30組がマッチングしこのうち南国市、香南市、香美市の「ものべがわエリア」にはストーリーズ・オンが訪れました。

ストーリーズ・オンのメンバー
「普段、六本木というビルに囲まれた中で働いているので目の前が海という環境で働けることが本当に新鮮で、こんな環境で働けるんだなと驚いています」

ストーリーズ・オンのメンバー
「新しい場所に来て新しい人と触れ合ったりとかアイデアを練ったりする仕事もあるが、そういったところに新しい経験が生きてくるのかな」

体験ツアーをプロデュース　物部川DMO協議会・池田彰子さん
「観光庁のワーケーションの実証事業が来年3月までに3泊4日を3回実施する予定で、それぞれを大事にしながら意見交換をして、どういうところを整備していけばいいのか検証できたら」

メンバーはあさって（21日まで）まで高知に滞在。
あす（20日）は夕日を眺めながらSUPを体験するほか、あさっては「海洋堂スペースファクトリーなんこく」でもリモートワークを行う予定です。