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News- 高知のニュース

工場跡地からPCB含む油流出で住民説明会「農家が安心できる結果を早急に」企業は謝罪【高知】

高知県南国市の工場跡地から有害な化学物質「PCB」を含む大量の油が流出した問題を受け28日夜、住民説明会が開かれました。

8月、愛知県の紡績会社「KBツヅキ」が所有する南国市の工場跡地の変圧器から油が水路に流出。流出した油は最大で1400リットルと見られ、一時的に周辺の用水路の水が使えなくなりました。昨夜は初めての説明会が開かれ住民などおよそ80人が参加しました。

「KBツヅキ」は「経年劣化で変圧器の底に直径5ミリほどの穴が空いていた」ことや工場から4キロ圏内の用水路と井戸、土壌あわせて56カ所を調べたところ、PCBは検出されなかったと説明しました。また武内貞継社長が「事故による経済的損失は全力を挙げて補償する」と謝罪しました。

住民
「工場がなんぼ閉鎖しててもそれの管理はちゃんとするべきだと私は思う。とにかく農家の人が安心で安全な作物が作れるという結果を早急に出して欲しい」

「KBツヅキ」は工場周辺の水質調査の対象を拡大し、10月末に再び住民説明会を開く予定です。

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