コロナ禍で献血ピンチ!リモートワークが原因? 長年協力してきた企業・団体を表彰【高知】
2022年9月13日(火) PM7時00分
国や高知県は毎年、必要な血液の確保に貢献した企業を表彰しています。最高賞の厚生労働大臣表彰を受けた「トヨタカローラ高知」は20年以上にわたり、献血バスを受け入れ続けてきました。
トヨタカローラ高知 利岡信吾常務
「当社としても地域のお客さまや高知県の皆さまのお役に立ちたいという思いがあり、その活動の一環として献血活動をしている。これからも社員と関係者含め協力したい」
また、「第一コンサルタンツ」「南国警察署」「さんさんテレビ」が5年以上にわたって献血バスを受け入れたとして知事感謝状を受けました。
県赤十字血液センターによりますと、先月(8月)県内で献血をした人は1174人でしたが、実際に必要としたのは1264人で足りない状態でした。コロナ禍のリモートワークなどで企業を訪れた献血バスへの協力者が減少していること大きな理由です。先月は県内で28台の献血バスが配車されましたが、1台あたりおよそ50人という目標数を超えたのは10台のみでした。
高知市本町の「献血ルームハートピアやまもも」では毎日献血を受け付けていて、県赤十字血液センターは献血への協力を呼びかけています。