「迷惑をかけた」議長が謝罪 会期中に議員クラスター発生した県議会が閉会【高知】
2022年6月22日(水) PM7時50分
野村舞アナウンサー
「36人の議員のうち、最大で1度に13人が欠席した異例の6月定例会がきょう閉会します」
県議会6月定例会は6月7日に開会しましたが、一般質問の初日・10日に自民党会派の県議会議員2人の新型コロナ感染が判明。
その後も感染確認は続き21人の会派の中で、明神健夫議長と西内隆純副議長を含む12人が陽性となりクラスターとなりました。
15日には、別の病気で休んでいた議員1人を含め36の定数のうち13人が欠席しました。
半数以上の出席があったため議会は続行されましたが、仮の議長を選出する異例の事態となりました。
閉会日のきょう(22日)までに感染した12人のうち11人が復帰しましたが、この事態に明神議長は・・・
明神健夫議長
「本定例会会期中に私の新型コロナウイルスへの感染が判明し自宅療養となっておりましたが、療養期間が終了し無事公務に復帰することができた。私の他にも副議長をはじめ、多くの議員が新型コロナへの感染により欠席を余儀なくされ、議会運営に支障をきたすとともに県民の皆さんにご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」
6月定例会は、原油高や物価高騰の影響を受けている事業者支援を盛り込んだ補正予算案などの議案を全て全会一致で可決し閉会しました。