ツバメが商店街で子育て奮闘中 今年2回目の子育てペアも 【高知】
2022年6月3日(金) PM7時33分
高知市の升形商店街では今年もツバメが巣を作り子育てに奮闘中です。
お腹を空かせたツバメの雛が親鳥を待っています。升形商店街では20年ほど前からツバメがアーケードに巣を作り子育てをしています。
商店街にやって来るのは毎年3月中旬ですが今年は2月11日に最初のツバメの到来が確認されたという事です。巣は20以上あり、中には今年2回目の子育てをしているペアもいて、雛たちの世話に大忙しです。
升形商店街・田所 信一郎さん
「1日に600回かな?ツバメが餌を運んでくると言われている」
親鳥がエサをやる姿は午前中の涼しい時間に見られるということですが、警戒心が強くまわりに人がいると巣に近づかないため、商店街の人は離れた場所からそっと見守ってほしいと話しています。
商店街ではカラスよけのステッカーを貼るなどしてツバメを見守ってきました。今年はアーケードに巣作りの土台となる乾燥させた粘土のとっかかりを設置し、巣が下に落ちないようにしました。
升形商店街・田所 信一郎さん
「来てくれるとなんかほっとする。自分たちは升形はツバメがよく帰って来ると思ってる。“升形に来たら夏場はツバメだらけ”となってくれれば」
ツバメは毎年8月のよさこい祭りのころに旅立っていくということです。