よさこい鳴子踊り特別演舞 2019年よさこい大賞受賞チームが参加を発表 【高知】
2022年5月26日(木) PM7時21分
3年前によさこい大賞を受賞した人気チームがきょう8月の「よさこい特別演舞」への出場を発表しました。そのほかの3年前の受賞チームの参加状況についても取材しました。
圧巻の踊りを見せるのは2019年のよさこい大賞受賞チーム「とらっくよさこい(ちふれ)」。衣装や練習が間に合うかなどの懸念があり参加を迷っていましたが、きょう(26日)正式にチームのフェイスブックで参加を表明しました。
とらっくよさこい(ちふれ)・川村 浩平代表
「チームとしても前向きにずっと検討してどういう形で出れるかずっと模索し続けてきましたので、踊り子さんの「出たい」や、支援いただくみなさんの声があってやっぱり自分たちも高知を、そして日本を盛り上げようという気持ちになって決めました」
衣装や曲は2015年のものをリメイクして使用。3年ぶりのよさこいに特別な思いがあります。
とらっくよさこい(ちふれ)・川村代表
「2015年(の曲)は『御喜楽繋々(おきらくけいけい)』。繋がるという言葉が入っている。今度はよさこいがリスタートして来年に繋がっていく。私たちもとらっくよさこいがいろんな転換期を迎えたので、それで“繋がっていく”。ある意味 今の背景にあっていると思ってこの曲を選んだ。とらっくよさこい(ちふれ)、高知を元気に 日本を元気に、よさこい特別演舞で皆さんを盛り上げます!」
よさこい祭振興会は8月10日・11日に開催が決定した「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」の申し込みを3日前から受け付けていて、きょう時点で7チームが参加の申し込みを済ませています。
お伝えしたように2019年のよさこい大賞「とらっくよさこい(ちふれ)」は参加。また、さんさんテレビの取材によると、その他の入賞チームは金賞を受賞した「ほにや」は現在検討中、「濱長花神楽」は参加、「十人十彩」は不参加。
銀賞を受賞した「天空しなと屋しん」は参加、「旭食品」は踊り子の安全が確保できないとして不参加、「上町よさこい鳴子連」は参加です。
審査員特別賞を受賞した「帯屋町筋」は参加、「いなん」は不参加、「サニーグループよさこい踊り子隊SUNNYS」は不参加です。
参加を予定している日本舞踊を織り交ぜた艶やかで美しい踊りが特徴の「濱長花神楽」は祭りの開催に喜びつつも不安が残るといいます。
濱長花神楽・濱口 実佐子代表
「決定が遅かったこともあって踊り子さん募集も遅かったからいつも通りには集まらない。ちゃんとしたよさこい祭り、第何回とつく本祭じゃないからどうしようかなとか、特別演舞やろってちょっと(気持ちが)引いている人もいる」
チームは先週から踊り子の募集を始めていますが現在30人程度しか集まっておらず、新しく作る衣装や楽曲もこだわる時間はないといいます。それでも3年ぶりとなるよさこい開催に濱口代表はー
濱長花神楽・濱口 実佐子代表
「楽しみたいです。今までずっと外に出てはいけないステイホームとか、イベントでもマスクして集まりたくても友達同士も集まれない状況が数年続いたので、皆で楽しく前向きに私たちが前に出ましょう!という思いでやりたい」
第1回から連続出場の「上町よさこい鳴子連」はすでに40人ほどの踊り子が集まっていて、来月5日に新規の踊り子の申し込みを受け付けます。8月の特別演舞には100人以上の踊り子の元気で、かわいいよさこいを披露する予定です。
一方、コロナ禍で苦渋の決断を下したのがエネルギッシュで迫力がある踊りの「十人十彩」。比較的若いメンバーが多く、チームの母体が医療機関であることなどから不参加を決めました。
十人十彩・高橋 晃代表
「3月の終わりと4月にスタッフ会をして全員一致で辞退ということになった
。残念です。よさこいが好きだし応援したいし、お祭りでは日本で一番だと思っている。残念だが仕方がない」
「2022よさこい鳴子踊り特別演舞」のチームの参加申し込み受け付けは来月7日までです。