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News- 高知のニュース

知事「覚悟していた」 GW後のコロナ感染拡大 社会経済活動を回していく方向に舵【高知】

浜田知事
「連休中の人出はかなり戻ってきたということでありますが、それに伴い覚悟していた部分はありますけれども新規の感染者数も、おととい(10日)には過去最多を更新するという形ではっきりと拡大傾向がでてきている」

県内の新規感染者数は5月6日から12日までの1週間で1670人と、4月29日からの1週間に比べて1.7倍に増えています。
一方で医療のひっ迫に繋がる70代以上の感染者数と病床の占有率は、感染が急拡大した今年2月に比べると低い水準に留まっています。

浜田知事
「生命線・防衛線としては医療提供体制のひっ迫だけは防ぐと。そこに力点を置いて行動制限などを強化するということではなくて、社会経済活動を回していく方を大事に考えようと」

そのうえで学校の部活動でのクラスターが目立つとして5月21日からの県体に出場する運動部は、検査などで安全が確認された場合を除き他校との練習試合を控えてほしいと呼びかけました。

また浜田知事は災害時の死者や行方不明者について、氏名などを公表する場合の新たな方針を示しました。
市町村など最初に届け出を受理した機関が家族に同意を得るのが原則としたうえで、県が緊急性があると判断すれば例外的に家族の同意なしで公表するということです。