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News- 高知のニュース

高知市の観光農園でシャクヤク見ごろ「綺麗さがパワーアップ」180種5万本咲き誇る

澤実生 記者「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花と美人の例えで表されるようにすっと茎を伸ばして姿勢よく美しく咲いています」

ここは高知市春野町の雨森芍薬観光農園。1.5ヘクタールの土地に約5万本・180種類が植えられていて、今が見ごろのピークです。(5月2日取材)

花びらが立体的に重なった「富士」。シャクヤクの花言葉「はにかみ」や「謙遜」のイメージに合った淡い桃色に染まっています。

シャクヤクはその昔、薬草として中国から渡ってきた花で、漢字で書くと「美しい薬草」という意味になります。

こちらは中国で生まれた品種「楊貴妃」。シャクヤクの中では珍しい淡い黄色が見る人の目を引き付けます。

約5年ぶり来園・香南市の夫婦
妻「綺麗ですね。色が増えているような気がして黄色なんかも綺麗ですよね」
夫「綺麗さ、パワーアップしちゅうみたいな、そんな感じ」
妻「天気もえいし、良かったです」

この農園は無料で大勢の人に花を楽しんでほしいと1995年に雨森広志さんが開園。2022年から孫の弘祐さんが跡を継ぎました。

雨森芍薬観光農園・雨森弘祐 オーナー「小さい時からずっと手伝ってたんですけど、いざ自分で継いでやるってなるとやっぱり結構知らなかった作業とかがあってかなり大変な思いをしました。『今年もお花を見せてくれてありがとう』って言われるとすごくやりがいになります」

観光農園のシャクヤクの見頃は5月中旬まで続きそうです。入場は無料で午前9時から午後5時まで開園しています。