まるでアニメ映画のワンシーン!手描きアニメ―ションスタジオの初CM作品が完成【高知】
2022年4月27日(水) PM7時00分
去年7月に設立された県内初の手描きアニメーションの制作会社「スタジオエイトカラーズ」が作ったCM。高知市帯屋町編と高知城編の2つが作られ、県民になじみのある風景が躍動感あるアニメで表現されています。
27日の発表会には高知市の岡崎市長や制作に協力した高知信用金庫の山崎久留美理事長らが参加し高知“発”のアニメの完成を祝いました。
エイトカラーズは去年7月、帯屋町のシェアオフィスの一角にスタジオを構えてスタート。現在はスタッフが13人に増え27日から、はりまや町にある高知信金のビルに新しく作ったスタジオに移転し業務を始めました。
初作品となるCMはテレビアニメ「おそ松さん」などを手掛けた東京のフリーのアニメーター・チェン・ダリさんを監督に迎え、去年9月から本格的な作画作業に入りました。
リアルな高知市の風景、実は「仁淀ブルー」という言葉の生みの親として知られる高知在住の写真家・高橋宣之さんが実際に撮影した動画をアニメに落とし込んだものです。
社員第1号の佐藤時人さん21歳も、このCM制作に携わり地元高知でアニメが作れたことに手ごたえを感じていました。
(スタジオエイトカラーズ 佐藤時人さん)
「完全に初心者だったので監督の指示を聞いて(作った)自分が描いた絵が画面でちゃんと映って動いているっていうのがすごく感動した」
(スタジオエイトカラーズ 宇田英男社長)
「高知に住んでいる方にとって喜んでもらえるような作品を意識して作った。これをきっかけにCMだけじゃなく、いろいろな作品の制作に挑戦していきたい」
このCMは27日から県内の民放テレビ局で放送が始まり、エイトカラーズの公式YouTubeでも公開されています。










