新型コロナ高知で184人が感染 県「再拡大に入りつつあるかも」四国4県とも増加傾向【高知】
2022年4月12日(火) PM6時30分
高知県で12日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは未就学児から90代までの184人です。80代の男性1人と70代の女性2人が中等症で、その他の人は軽症です。82人の感染経路が分かっていません。年代別では10歳未満が42人と最も多く40代以下がおよそ8割を占めていて、比較的若い世代の感染が目立ちます。地域別では高知市が最も多く100人、宿毛市が15人、香美市が10人など15の市町村で感染が確認されています。
新たなクラスターは3件です。中央東管内の小学校では教職員3人と児童7人の感染を確認。児童は全員同じクラスであす(13日)まで学級閉鎖となっています。残りの2件は中央西管内の保育所です。このうち全員同じクラスの園児6人と担任の職員1人の感染が確認された保育所はあすまで学級閉鎖します。複数の学年の園児5人が感染した保育所はあさって(14日)まで休園します。
県内の感染者は累計で1万8733人となりました。重症は2人のままで、中等症は3人増えて10人です。連日新規の感染者が前の週を上回っているため県は「感染の再拡大に入りつつあるかもしれない」と注意を呼びかけています。
きょう(12日)は四国のすべての県で前の週より増加。愛媛と香川で400人を上回りました。香川は402人で400人を超えたのは3月30日以来です。愛媛は449人で過去最多を更新しています。
