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News- 高知のニュース

教育現場の感染対策は?「状況をプラスに捉えたい」音楽授業や給食にも変化【高知】

560人の児童が通う高知市の昭和小学校です。
学校ではグループ学習や、児童同士が接触する運動を控えるなどの感染対策をとっています。

3年生の音楽の授業です。

男子児童
「全然リコーダーも吹いてないし、木琴とかリズム打ちとかがいっぱいある」

飛まつの心配がある合唱やリコーダーを控え、打楽器の演奏などを多く取り入れています。

昭和小学校・佐々木由香先生
「基本の歌ったりリコーダーがないということが残念」
「表現するということが声を出さないと自分が吹かないと難しいと思う」

黒板に貼られた「黙食」の貼り紙。
給食の時間も教室から話し声は聞こえません。

男子児童
「最初は静かにしていて急に大きい音とかが出たらみんな笑っていたけど、もう最近はそういうのはほとんどなかった」

女子児童
「これは感染を抑えるための取り組みということで、ちゃんとやっていかないといけないなと思う」

学校では3学期に予定していた保護者参観や、毎年2月に行っている避難訓練などが中止となりました。
そんな中でもこの状況をプラスに捉えたいとしています。

昭和小学校・小川晶子校長
「子供たちの方から(密にならないように)提案をしてくれたりということも出てきている。そういう面では子供たちにとっても色々考えるきっかけになっているのではないかと思う」

工夫を凝らしコロナへの対応を続ける教育現場。
子供たちに「本当の日常」が戻るのはまだ少し先のようです。

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