高知県の来年度当初予算案 前年度から186億円増の「積極型」 【高知】

2022年2月16日(水) PM12時25分

県は新年度の当初予算案を発表しました。新型コロナウイルス対策に重点を置いた「積極型予算」です。

浜田知事はきょう会見を開き、令和4年度の当初予算案を発表しました。一般会計の総額は4821億円で今年度より186億円増え、2004年度以来の規模となる積極型予算です。

新型コロナ対策には今年度の2倍となる281億円を計上。医療機関の303病床や宿泊療養できる6施設418室の確保。無料のPCRや抗原検査の実施などにあてられます。

アフターコロナを見据えた経済対策としては、交通費を助成する高知観光リカバリーキャンペーンなどの事業費に68億円あまりが盛り込まれています。

また浜田知事は県の公用車として電気自動車を導入したり、太陽光発電を普及させたりとグリーン化の推進にも意欲を示しました。

浜田知事「ウィズコロナアフターコロナの時代をにらんで新しい時代の扉を開いていく予算にしたい」

当初予算案は22日に開会する2月議会に提出されます。

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