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News- 高知のニュース

全国で感染急拡大 高知県の宿泊施設でもキャンセル相次ぐ 【高知】

きょう(21日)から13都県で「まん延防止等重点措置」が適用されるなど全国で感染が急拡大する中、高知県内の宿泊施設では予約のキャンセルが相次いでいます。

四万十市中村の旅館「なごみ宿 安住庵」です。去年は5日間しか営業できない月もありましたが、感染者が全国で比較的落ち着いていた去年11月頃には予約がコロナ前の水準に戻っていました。しかし年明けから感染者が急激に増加した影響で、1月と2月に入っていた予約が30件ほどキャンセルに。新規の予約もありません。

なごみ宿 安住庵・渡邊 亨支配人
「お正月あけてからここ10日間くらい急激にという感じ。ちょっと先々の見通しが立たないような状況になっている」

そんな中、密にならずに施設を利用してもらおうと1月中旬からは利用者を1日4組に限定するなどの対策を行なっています。しかし、利用者の9割以上が県外の観光客というこちらの旅館。きょうから「まん延防止等重点措置」が13都県に適用されることを受け、さらなる営業状況の悪化を危惧しています。

なごみ宿 安住庵・渡邊 亨支配人
「比較的 全国的には高知県(感染者が)少ない状況ではあったが、それでもやっぱり首都圏が(感染者が)増えてくると予約(の減少)に直結してしまう」

安住庵は県外客が多いもののコロナ禍のこの2年ほどは県内の観光客も増えていたといいます。しかし県独自の対応の目安が「特別警戒」に上がったことできょうから県内でも「高知観光トク割キャンペーン」などの利用が休止となりました。県外客のみならず県内在住者の利用も見込めないと渡邊さんは肩を落とします。

なごみ宿 安住庵・渡邊 亨支配人
「正直またか、という形。今はとにかく我々ができることはお客さんが戻ってきたときの準備をしておくということ割り切るしかないので、なるべく早く収束を願うばかりです」