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News- 高知のニュース

賞味期限偽装や着服など不祥事続きのJA高知県 再発防止策を発表【高知】

去年不祥事が相次いで発覚したJA高知県。特別調査委員会の報告を受け再発防止策など今後の対策について発表しました。

JA高知県・秦泉寺雅一組合長「誠に申し訳ありません」

JA高知県は去年4月から9月にかけて賞味期限の偽装や保険金の着服などの5件の不祥事が発覚しました。これらを受け特別調査委員会がおよそ5カ月かけ現地調査や職員へのアンケートなどを行いました。その結果佐川支所と春野営農経済センターでの着服の被害金額は今のところ当初の内部調査を3000万円ほど上回る総額8400万円ほどにのぼることがわかりました。着服を行ったいずれの職員にも刑事告訴は行わず懲戒解雇などにしています。報告を受け秦泉寺雅一組合長は「3年前の事業統合の際に組織体制やコンプライアンス意識の強化が不十分だった」とし組織の再出発を訴えました。

秦泉寺雅一組合長「不退転の決意を持って皆さま方からの信頼回復に努めさせていただきたいと思います」

リスク管理体制の強化や集金業務の廃止など再発防止策の方針を発表。具体的な対策や組合員などへの対応は来月の理事会で取りまとめる予定です。