高知の“ゴメン”で恒例の『ハガキでごめんなさい』大賞は亡き母への「ごめんなさい」
2022年1月12日(水) PM6時00分
「今年も帰省できなくてゴメンなさい」
南国市後免町の恒例イベント『ハガキでごめんなさい全国コンクール』。
18回目の今回は46都道府県から1849通の「ごめんなさいハガキ」が寄せられました。
こちらは南国市出身の演歌歌手、三山ひろしさんに謝罪です。
「あなたがこんなに有名になるとは…まだあまり売れてない頃テレビの取材で私の家の近くに来た時『あの人、誰?』と無視してしまいました。本当にごめんなさい」
1月12日の選考会では1次選考を突破した271通の中から入賞20作品が選ばれました。
大賞に輝いたのは埼玉県の60代の男性の作品。実家を売却するため母の遺品を整理していた時のエピソードです。
「お母さんごめんねと心の中で詫びながら処分した。ふと修学旅行土産として買ってあげた孫の手付き肩叩きを見つけた。『お前は親孝行だね』と言ってくれた50年前の母の笑顔が浮かんできた」
入賞者の表彰式は2月13日に行われ、入賞作品は南国市役所やHPで見ることができます。