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News- 高知のニュース

「別れ惜しむ憩いの場所だった」高知龍馬空港のレストランチャオ 最後の営業終え閉店【高知】

空の玄関と月の名所で多くの人をもてなした馴染みの場所が、きょう最後の営業日を迎えました。

川辺世里奈アナ「高知龍馬空港のレストランチャオです。訪れた人は名残惜しそうに最後の食事を楽しんでいます」

高知市・60代女性「息子が仕事に行くときはここで家族で話し合って別れを惜しんだりする憩いの場所でした。感極まるところがありました。本当に残念です」

とさでん交通が運営するレストランチャオは空港に新しいターミナルビルができた1983年に営業を開始。新型コロナの影響で空港の利用客が減りレストランの経営が厳しくなったことから閉店を決めました。午後3時半、ラストオーダー料理を写真に納めるのは高知大学・写真部の4年生。普段は飛行機の写真を撮っていますが今日は高知の思い出の味を記録します。今日訪れたのはおよそ70人。馴染みの味とともに空港での思い出話に花を咲かせていました。また、隣のとさでんショップも今日が営業最終日です。そして、午後4時ー

「62年の長きに渡り本当にお世話になりました。ありがとうございました」

イタリア語で「さよなら」という意味もあるチャオ。最後までお客さんのお腹と心を満たし、その歴史に幕を下ろしました。

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