ふるさとを離れて暮らす学生へ「遠くから応援してるよ」宿毛市が”仕送り” 箱いっぱいの特産品【高知】
2021年9月14日(火) PM7時00分
新米コシヒカリに手作り味噌。そして直七を使ったぽん酢もあります。まるで「仕送り」を思わせるようなこの箱は、その名も「学生応援すくもふるさと便」。新型コロナの影響でアルバイトや帰省ができない高知県宿毛市出身の学生を応援しようと、宿毛市が企画しました。
箱には地元で作られた米のほか、菓子や鯛めしの素など特産品5000円相当が詰められていて、市の広報誌も同封されています。この日は市から委託を受けたJAのスタッフが箱詰め作業を行いました。
宿毛市・産業振興課 岩村研治・課長補佐
「コロナ禍で日々不安を持って生活をされている宿毛市出身の学生の方に、(仕送りで)少しでも元気になっていただきたい」
この「仕送り」を受け取ることができるのは宿毛市外に住んでいる出身者で、18歳から29歳までの大学や専門学校に通う学生が対象ですが、申請者の保護者が宿毛市内在住であることが必要です。市によると400人分を用意していますが、先月(8月)2日の受け付け開始以降、すでにおよそ100人分を発送しているということです。
受け付けは9月末までで、宿毛市のホームページから本人か保護者が申し込むことができます。