高知FDが香川OGと引き分けで12年ぶりの優勝へM2、元カープの藤井皓哉投手が好投も…
2021年9月6日(月) PM6時00分
怒涛の8連勝と波にのる高知FD。後期シーズンの勝率は8割を超え、首位を独走しています。M3と12年振りの優勝が見えてきました。
王手をかけたいドッグスが9月5日、ナイターで戦ったのは香川オリーブガイナーズ。
試合は投手戦となりました。ドッグスの先発は元・広島カープの藤井皓哉投手。今シーズンの防御率は1.13と圧倒的な投球を見せています。
その立ち上がり。2者連続三振を含む三者凡退で最高のスタートをきります。
試合が動いたのは3回裏。ドッグスは1アウト満塁で4番・吉岡。ワイルドピッチの間に1点を先制しました。
先発の藤井は5回途中までノーヒットピッチングと快投を続けます。
しかし、6回表でした。2アウト1塁で、代打・望月。
センターオーバーのタイムリーツーベースで同点に追いつかれます。
その後、ドッグスは相手投手を打ち崩すことができず、1対1の引き分けで試合は終了となりました。
高知市のファン「みんな固くなりすぎていた。勝てる試合を落としてしまったから、ちょっと残念」
名物ファンとして選手からも愛される越知町の山本政子さんは「ずっと勝ってきよったき、ひょっとと思ったが、やっぱりそんなに甘いものやなかった。優勝までこっちも気を張りつめて一生懸命応援している。もう何試合もないので自分の力を出し切ってもらいたい。まだ可能性あるきね」と話していました。
吉田豊彦 監督「何とか期待に応えられるよう、ここまで来た感じがする。最後までいい試合ができるようにベストを尽くしますので、最後まで熱い声援をよろしくお願いします」
引き分けたドッグスのマジックは1つ減って2となりました。
M2のドッグスは9月11日、福岡でソフトバンク3軍と対戦します。マジックの対象となる徳島は6日に1試合、8日に2試合の計3試合が組まれています。この3試合で徳島が2敗すれば最短で8日にドッグスの12年ぶりの優勝が決まります。