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News- 高知のニュース

絵文字活用でメリットも!?臨時休校想定し中学教師が「オンライン授業」の練習【高知】

夏休み中の高知市の城東中学校に教師31人が集まりました。9月1日から始まる2学期で感染の急拡大による臨時休校を想定し、ある研修が行なわれました。

「出欠とります。私が呼んだら挙手してください」

すでに導入しているタブレット端末を生徒が自宅に持ち帰って実施するオンライン授業です。

国語、英語、数学など担当教科ごとに分かれて研修がスタート。
(国語教師)
「今から2つ文を出す、東京の人が分かるように言葉を直してください」
「なんぼいうたちわかんね」
「これをチャットに書いてみてください」

生徒役の先生が答えと意見をチャットに書き込んでいきます。しかしこんなハプニングもー。

(チャットの打ち間違い)

(ベテラン国語教師)
「打ち間違えて送ったものは直せない」
「もしかしてものすごい失敗したら次は打つのをためらったりする子が出るかも」

チャットに慣れていない先生もいましたが、利便性も実感しました。
(ベテラン国語教師)
「すぐタイムリーにうけとれるのでチャットはいいな。活用できると思った」

チャットに慣れている20代の教師は、こんなメリットを指摘します。

(国語教師20代)
「顔文字絵文字も使える。うまく言葉にできなくてもにっこり笑ったり」
「いつもクラスでは発言できなくても文字にすればできる子も逆に増えると思う」

「canyoufind answer?」
こちらは英語教師のグループです。チャットよりも音声を使ったやりとりが多いようです。

(英語教師)
「チャットをタイムリーに使おうかなと思ったが、子どもたちは英語の入力に慣れていないのでなかなか時間がかかる」
「外国語はやりとりが大事」

高知市は今後、ネット環境が整っていない家庭に配る無線ルーターの導入を進めています。