コロナ感染急拡大で専門家「3ケタになる可能性は十分ある」医療ひっ迫を避けるには・・・【高知】
2021年8月18日(水) PM7時00分
コロナ感染が今急拡大する原因について高知県感染症対策協議会会長の吉川清志医師はー
県感染症対策協議会会長 吉川清志 医師
Q感染が急拡大する原因
「夏休みとかお盆で帰省し人が動いて高知にくる。高知から行くことが関係している」
「もう一点はデルタ株。各都道府県の感染者数をみたらほとんどのところで過去最高を更新している。それを見たらデルタ株は感染力が強いと実感する」
Q今後どれくらいまで増える
「全然検討がつかない。3ケタになる可能性は十分にある」
高知ではコロナ感染者は全員医療機関に入院、もしくは療養施設に宿泊しています。しかし、吉川医師は今後も感染拡大が続けば医療がひっ迫し、自宅療養を余儀なくされると警鐘を鳴らします。都会では自宅療養中に重症化するケースが報告されています。
県感染症対策協議会会長 吉川清志 医師
「自宅療養だと軽くて何も症状がない人だと構わないが、熱が続いてしんどくなる。そうすると、いっぺんに悪くなることがある。その時に病院までたどりつけないことがおきる。救急車が来る間に間に合わないこともある」
その上で、今まで以上の感染対策の徹底を呼びかけました。
県感染症対策協議会会長 吉川清志 医師
「とにかくマスクなしで会話をする場面にはいかない、しない」
「今から感染防止行動をしっかり県民1人1人がとれば、1週間から10日後に感染者が減る。そうすれば医療のひっ迫から逃れられるので、ぜひ、今1人1人が感染防止行動をとってほしい」