「カポエイラ」の世界大会で優勝した男性がアクロバティックな技披露 【高知】
2021年6月16日(水) PM7時12分
ブラジル発祥の文化「カポエイラ」の世界大会で優勝した高知市の男性が知事を表敬訪問し、アクロバティックな技を披露しました。
ブラジル人の妻を連れ、黒いスーツに身を包んで表れたビジネスマン風の男性。上着と靴を脱いで披露したのが…
浜田知事
「すごい運動量ですね」
浜田知事もビックリの技を披露したのが高知県大月町出身で高知市在住の久米 宏幸さん(40)。今年2月から4月にかけてオンラインで行われた世界カポエイラ大会の18歳以上・男性の部で優勝しました。
こちらが実際に大会に出品した動画ですがダイナミックかつなめらかな動き。76キロ級に出場した世界7カ国11人の頂点に輝いた技です。
「カポエイラ」とは格闘技をベースに、音楽やダンスの要素が入ったブラジル発祥の文化で2014年にユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
久米 宏幸さん
「音楽と一緒で言葉がなくてもカポエイラをすればいろんな国の人たち同士、大人から子どもまでコミュニケーションがとれる」
2002年に留学先のカナダでカポエイラを始め、世界各国でショーに出演するなど活動を続けている久米さん。世界大会での優勝を機にカポエイラに興味を持つ人が増えればと期待しています。
久米 宏幸さん
「優勝めざして出場したので優勝できてうれしい。カポエイラの魅力は1人でやって勝ち負けを決めるものではない。これからもっと本質的な楽しみ・魅力を伝えていけたら」
久米さんは高知市内で運営する「こうちカポエイラセンター」で教室を開き普及を目指しています。