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News- 高知のニュース

四国初公開!最も原始的なイヌ『ヤブイヌ』が兵庫からのいち動物公園に仲間入り【高知】

横山すみれ記者
「あ、今降りてきてます。かわいい」

柴犬のような愛らしい顔にタヌキのような短い足。
きょう(11日)県立のいち動物公園のジャングルミュージアムで一般公開が始まった「ヤブイヌ」です。
名前は「カツマル」で2カ月ほど前に兵庫県の神戸どうぶつ王国からやってきました。
「ヤブイヌ」とは中央アメリカ東部や、南アメリカ北部の草原や森林に生息するイヌ科の動物。
生息地の環境破壊が原因で2008年に準絶滅危惧種に指定されました。
全長60センチ・体重7キロほどと小さくかわいらしい見た目をしていますが、自分より大きいカピバラを10匹ほどの集団で狩ることもあります。
昔から姿が変わらず「最も原始的なイヌ」と言われていて、水かきや長い爪がついた足が特徴です。
国内には現在15匹しかおらず、四国で見られるのはここ県立のいち動物公園だけ。
一般公開初日は多くの人が訪れ泳ぐ姿を撮影するなどして楽しんでいました。

兵庫から来た人
「かわいい~めっちゃかわいいやん。確かに歩き方犬やね」
「犬っぽくてかわいい」

南国市から来た人
「しっぽが短いし首が太い思った犬じゃない感じ」

県立のいち動物公園 ヤブイヌ飼育担当・新保文子さん
「楽しそうにもぐったり泳いだりしているので見ていてこっちも楽しくなる」
「身近な犬とどんなところが似てて違うところとかあるかなとか、そんなことを考えながら見てもらえたら」

ヤブイヌの展示は午後1時30分~3時30分までですが、今後様子を見て展示時間を伸ばしていくということです。

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