絶滅危惧種・ガンゼキラン「最高の美しさ」牧野植物園で2年ぶり公開 5月16日まで【高知】
2021年5月10日(月) AM11時30分
高知市の県立牧野植物園で5月10日、ガンゼキランの一般公開が始まりました。
包み込むような淡い黄色の花びらが印象的で、バルブと呼ばれる茎の部分が岩石のように見えることから名付けられました。
環境省の絶滅危惧種に指定されていて、牧野植物園は9年前、四万十町の農家から株を譲り受け栽培をスタート。職員が大切に育て、5千株余りの群生に成功しました。
2020年は新型コロナウイルスの影響で一般公開されなかったため、花の公開は2年ぶり。
牧野植物園によりますと2021年は数が多く、最高の美しさだということです。
ガンゼキランは5月16日まで牧野植物園で一般公開されます。