阪神の新人・石井大智投手(高知FD出身)初登板 対ヤクルト開幕ゲーム、山田哲人選手を三振に
2021年3月29日(月) PM5時00分

3月26日(金)、神宮球場で行われたヤクルトと阪神の開幕ゲーム。
阪神は初の開幕投手を務めた藤浪晋太郎投手が5回2失点と試合をつくり、1点リードで継投に入ります。
そして7回裏。
アナウンス「ピッチャー、石井大智」
マウンドに上がったのは高知ファイティングドッグス出身の石井大智投手。
昨シーズン、石井投手はドッグスのエースとして活躍しドラフトで8位指名。
最下位の指名からのスタートでしたが、キャンプやオープン戦で好投し、開幕1軍入りを果たしました。
開幕戦で1点リードという大事な場面を託された石井投手。
最初に迎えるのは球界を代表する打者・山田哲人選手です。
注目の初球。
145キロストレート。
そしてフルカウントで迎えた7球目、144キロのストレートで山田選手を相手にいきなり三振を奪います。
このあと2アウトまでこぎつけますが、ランナー2塁とピンチを迎えると、この日最速149キロのストレートを打たれ同点に。
藤浪投手の勝利が消え、ランナーを3塁に残して無念の降板となりました。
試合はこのあとチームが勝ち越し、阪神は3月28日までの3連戦を勝利で飾っています。
石井投手は28日も8回裏に登板。開幕戦で三振を奪った山田哲人選手にツーランホームランを浴びて1回・2失点でした。